アンティークの花絵付
2019年 08月 08日
10年ほども前にM.Sohr先生からプライベートで教わった古典的な花絵付です。
本来は線描き用の細長い筆で描くが、相当な熟練が必要なのです。そこで、生徒さん達にはペンを使って頂いています。ペン描きは難しいとおっしゃる生徒さんもおられるのですが、コツさえつかめば簡単です。 ペン先は押し付けずにゆっくりと動かします。そうすれば間違いなく、ペン先からスルスルと途切れることなくインクが出て来ます。
どんどん作業がはかどってストレスがないためか、当教室では今ダントツ人気です。5枚、6枚とセットで描く生徒さんもおられ、当教室ではちょっとしたブームになっています。
この絵付けには、マイセンのノイ・ブランデンシュタインというフォルムの白磁が似合うと思いますが、おいそれとは買えない値段です。それでフッチェンロイターのドレスデン・ホワイトを代用していたのですが、今やこれも入手困難。フッチェンロイターがローゼンタールの傘下に入ってからは「サンクトベテルブルグ」と名称が変更されて製造は続いているようです。
by moukifuboku
| 2019-08-08 21:42
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